ソーシャルメディア(SNS)との関わり方
17歳の殺し屋の少女とソーシャルメディア
アメリカ・シカゴのお話しですが、ソーシャルメディアが人間関係を壊していると言う面では全世界同じではないだろうか。
承認欲求に駆られ、過激な発言を繰り返し、敵対組織を罵り…..。某SNSで政治系のトレンドを見ると吐き気がします「
RTされる内容の多くが扇動的であり、敵意むき出しだったり、煽りあったりしています。そう言う状況の中で無党派かつ投票に行く層はどんな気持ちで見ているのでしょうか。正直「うんざり」しているのではないでしょうか。シカゴではその先に手軽に銃が手に入る事もあり、SNSで人が死んでいます。
煽り・炎上・エンターテイメント
煽り・炎上・エンターテイメントが受けやすい環境であって、そこに合致する方もいれば、合致しない方、あえて踏み入れない方がいて当然であって、合致しない方が無理をする必要は全くないし、基本的にX(Twitter)は腹を空かせたワニが「何かアラはないか」と常に獲物を探している無秩序動物園みたいなものです。それこそ公人になる前のツイートで炎上した政治家は記憶に新しい。
熱狂という怖さ
熱狂的なファンにジョンレノンは奪われた。ファン心理というものの負の面もリスクヘッジとして考えたほうがいいのではないか。煽りすぎた結果、後戻りできない状況に陥ったのが先の戦争ではないか。日露戦争で辛勝したものの、得られるものが少なく、それによって大衆が日比谷焼き討ち事件などの行為を行った。国民がイケイケドンドンとなったのは当時の新聞社にも大きな責任がある。現代はだれでも全世界に発信できる。送信ボタンを押して24時間後には有名人になることもあれば、シカゴのような街では撃たれて亡くなる子もいる。
熱狂へのスイッチ
熱狂のスイッチとはなにか。その一つに「心が弱った状態」があると私は思う。国民民主党の伊藤たかえさんが立候補した理由をyoutubeにて話してたなかで「今思えば産後鬱だったかもしれない」と仰ってた。メンタルが弱ってるときにたまたま流れた国民民主党のYoutube広告が彼女にとっての熱狂スイッチとなり、一気に申請書類を書き上げたとある。ワクチン問題などに敏感な世代も主に母親だったりするが、育児などの中で心が弱った状態や子を思う気持ちを利用し、陰謀論や宗教が入り込む余地がある。扇動インフルエンサーもある意味宗教である。熱狂へのスイッチはYoutubeだったりX(旧twitter)が介在する。その熱狂が良い方向に進む人もいれば、悪い方向に進む人もいる。良くも悪くも洗脳であり、比較検討のプロセスを得ていない。敢えて政党・議員の事例ですが、洗脳への入り口は身近に常に存在しています。
不確かな情報の怖さ
インボイスについて知りたいと思ってtwitterで調べてたら、反対だ益税だの実質上の増税などといった情報ばかり氾濫している。twitterで調べ物をするだけほぼ無駄ですし、twitter上の意見が民意だと捉えてAIを走らせたところでとんでもない結論が出されるでしょう。その後、国税庁管理の映像があるのでそれで勉強しようとしたら不快なタレントが不快なしゃべり方をしてて、結局は税理士に聞いた。twitterで情報を得たり、バイアスのかかった政治家その他インフルエンサーの情報によると免税業者にも大きな影響が~とかいろいろ書かれてるけど、私の場合は商品の納品先がエンドユーザーであるのでインボイスは関係しないのがわかった。不確かな情報で盛り上がる・盛り上がりやすいtwitterは本当に人間社会にとって息苦しい要因だ。
ソーシャルメディアに自制心を
Twitterでの情報発信をもっと!や、政治家はTwitterをすべきだ。とか、そういった意見がTwitter上には多くあります。ましてや一党員がまるで政党の幹部であるかのような振る舞いや言動、そしてそれを認めるような体制にうんざりしてる議員も多いのではないでしょうか。プロフィールに「○○党党員」とか誇らしげに掲げて場合によってはロゴなども利用したりし、過激な言動を行うアカウントなどに関しては党にとってマイナスイメージのほうが強いでしょう。
そもそもTwitterで政治を語ってるなんて層は僅かであるし、往々にして過激で扇動的で排他的である。そういった内容でないとツイートが踊らないという部分もある。私としてはイライラしたくないので政治系アカウントは基本的にミュートしまくってるし、東京新聞や神奈川新聞のような質の低い扇動記者は特に嫌いだ。