新人が受かりやすい選挙・受かりにくい選挙

選挙ポスターを眺める人のイラスト

新人が受かりやすい選挙とは

その時の「風」によって受かる人もいれば落選することもあるのが選挙。
新人が受かりやすい選挙として「衆議院選挙比例候補・比例重複候補」や「非政令市の市議選」などが挙げられます。

衆議院は受かりやすい!?

衆議院小選挙区では一位しか受かりません。しかし比例重複候補であれば
小選挙区での当選者との票差が比例復活の重要な要素となります。

比例復活の仕組み

小選挙区では落選したのに比例で復活するのはどういう仕組みなのかを説明します。

惜敗率が重要

惜敗率というのがあります。当選者(A候補)が10万票、B候補が9.5万票、C候補が4万票だったとします。
そうするとB候補の惜敗率は95%、C候補は40%となります。

比例復活は党内争い

B候補の「い政党」ではこのブロックで比例獲得議席が7議席取れました。
B政党ではこのブロックに25人、比例重複で出馬をし、3人が小選挙区で勝ちました。
その場合、7議席を「ろ政党」22人の候補者それぞれの惜敗率で争い、上位7名が比例復活当選となります。
95%以上の候補者が7名いたら、B候補は落選となります。

C候補の「は政党」ではこのブロックに5人、比例重複で出馬し、比例で1議席獲得しました。
惜敗率40%のC候補は「は政党同ブロック候補者」内で一番高く、C候補も比例復活となりました。

このように、選挙区によっては現職が3人いるという場合もありえます。3人受かった事例の記事