田久保市長はなぜ伊東市長選で勝てたか

田久保氏は市議2期経験

田久保氏の選挙戦歴をまずはみましょう。
2019年1368票定数20の中、10位で当選
2023年727票 定数20の中、20位で当選(1位は3508票)

直近の市議選ではビリ当選だったことがわかる。

現職と一騎打ちの市長選

市議2期目に辞職し臨んだ市長選挙は現職との一対一の勝負となった。
現職は県議3期、市長2期、62歳男性。推薦団体には「自民党」「公明党」「連合静岡」。

肉薄した選挙結果

ご存知の通り田久保氏が勝利したこの選挙。
田久保候補が14684票(53.2%)、現職候補が12902票(46.8%)となった。
4期目となると多選批判が起こり不利になりやすいと言われる首長選挙。伊東市長選挙の場合は3期目で落選となった。候補が3人だったら、推薦団体がある現職が勝ってた可能性が高い。

田久保氏の選挙の戦い方

田久保まき後援会のfbページによると、市長選挙前の市政報告会に「興味あり」と答えた人が53人と表示されてました。
新図書館建設を争点として、おもに街頭演説にて選挙運動したようです。fbの運用は写真主体でした。(石丸氏の場合はお寺で個人演説会をした&その動画をアップしてた)

田久保氏の勝因

メガソーラー云々言われてますが、市長選挙の公報やポスターのコピーを見る限り「新図書館建設」を争点とした戦い方、そしてsnsなどの運用もさほど特筆すべきこともない運動での勝利かと思います。勝負運に長けていた選挙、まさか市議選でビリ当選者が市長選で勝つとはといった選挙です。